バージンココナッツオイルは何故ヘアケアやスキンケアに良いのでしょうか
ココナッツオイルは
精製ココナッツは加熱処理によってココナッツ独特の甘い香りや不純物が取り除かれているため、癖がなく使いやすいのが特徴だ。製造過程で臭いや不純物とともに、ココナッツオイルに含まれる栄養素も減少してしまうため、保湿効果はヴァージンココナッツオイルよりも劣りますが、その分肌への刺激も少なく、敏感肌の方でも安心して使うことができる。
一方、ヴァージンココナッツオイルは、加熱処理をしていない天然のココナッツオイルを指します。ほとんど手を加えていないので、ココナッツに含まれている栄養成分をそのまま取り入れることが可能です。保湿効果をしっかり実感したい方には、精製ココナッツオイルよりもヴァージンココナッツオイルがおすすめといえます。
ただし、前述でも触れた通り、ヴァージンココナッツオイルは精製がされていない分、不純物が残っていることが多いのですが、当店のバージンココナッツオイルは徹底的に不純物を取り除き、最終工程で極微量に残っています水分も遠心分離機を用いて取り除く高品質で安心・安全な商品です。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、肌表面の無害な常在菌の一部によって分解され遊離脂肪酸なるものに変換します。その遊離脂肪酸に変化した中鎖脂肪酸は、強力な抗微生物剤となり、病気を引き起こす細菌やウイルス、真菌といったものから守ります。そもそも、私たちの皮脂にも中鎖脂肪酸が含まれているため、「皮脂が肌を守っている」と言われるのは(保湿などに加え)、こういった働きの理由もあると考えられます。
洗顔後やお風呂上りは皮脂が落ち、乾燥などに加え、この良い働きをしてくれる中鎖脂肪酸が少なくなってしまっているということもあり、とても無防備な状態なのです。
さらに、保湿や栄養にと肌につける市販の化粧水やクリームには、一般的には中鎖脂肪酸は含まれていないので、保護膜の代わりにはなりにくく、保護膜のないこの状態の時に皮膚は感染が起きやすいと思います。
だからなるほど!顔や体を洗った後には、ココナッツオイルを塗るのがなおさら有効なのです。
また、中鎖脂肪酸はお肌への浸透力が高くビタミンEやラウリン酸などの有効成分がお肌の奥まで届ける働きもあります。
ココナッツオイルの効能【ビタミンE】
「アンチエイジング=抗酸化作用」という図式が定着しつつある近頃。老化の原因物質である活性酸素を抑える働き(抗酸化作用)を持つ成分を抗酸化物質と言います。
ココナッツオイルに含まれるビタミンE「トコトリエノール」は一般的にサプリメントに使用されているビタミンE「トコフェノール」の40~60倍の抗酸化作用があるとされる抗酸化物質です。シワやシミ、くすみといったエイジングサインに悩まされるお肌のケアにココナッツオイルを使うことで、若々しい肌となり老化現象が抑えられると言われています。
ココナッツオイルの効能【ラウリン酸】
ラウリン酸とは、ココナッツオイルやヤシ油に含まれる主な酸で、抗菌活性を持つと考えられています。
天然の抗生物質として、体力の驚異的な回復としても効果があるそうです。「ラウリン酸」は母乳とココナッツオイルにだけ含まれているといわれています。産まれてくる赤ちゃんには病原菌に対する免疫力がほとんどありません。
その体を守ってくれているのは、お母さんの母乳なのだそうです。
免疫力を高めるには実はこのラウリン酸が大きな役割を果たしてくれるのです。